ストレスフリーとコミュニケーションは紙一重。

ストレスフリーとコミュニケーションは紙一重。

画像 ストレスフリーとコミュニケーションは紙一重。
airplane6_blue_R
初めての……。

初めて自分のリラックスのために使う長期休暇を頂いた。いつもは、子供の学校行事等で1日休む程度。こんなに長い休暇をとるのは、社会人になって初めてだった。なぜか、上司に申請しに行く時は緊張したものだ。理由は初の「海外旅行」。上司は快く楽しんでおいで! お土産待ってるからね! と、休暇届に印を押してくれた。海外旅行に慣れている妹が、諸々の手続きはしてくれたものの、パスポートの申請から受領までは自分で行わなければならない。何もかもが初体験で、楽しみよりも不安が勝っていた。私の英会話力は中学生程度。さて、無事に「バカンス」を楽しむことが出来るのか……。
 
 

airplane6_blue_R
まさかのストレスフリーな世界。

私の性格は一言で言えば「大雑把」。一緒に行く我が子も「大雑把」。旅行をアテンドしてくれる妹だけが「しっかり者」である。ワーキングホリデー制度で、一度その国に滞在したことがある妹も、その街は初めて。片手に『スマートフォン』を持ちながら案内しつつも、ホテルに着くまでに何度道を戻ったことか。ただ、初めての土地を歩くのは苦ではない。むしろ、初めて見る景色におぉー! かっこいい、おしゃれ!と、感嘆のフレーズばかり。しかし、成長期真っ只中の我が子は《花より団子》。景色を見ながら歩いている間に、ちゃっかり妹にどこかで何か食べたいとリクエストしていたようだ。ホテルに向かって歩いているのかと思ったら、到着した場所は、ミシュランガイドで「4つ星」が付いているらしい●●●、古い感じもしない、小さくて可愛らしいレストランだった。
 

レストランに入り、ソファーに座った時、ふと我に返る。何かがいつもの旅行とは違う。(両親が一緒じゃない旅行のせい?)とも思ったが、違う。そう……ここは海外。聞こえてくる言葉が一切、日本語ではないのだ。だから周りが何を思い、何を話しているのかが全く判らない。いつもだと、友人とランチをしていても、誰かの良からぬ噂話をしようものなら(隣の人がその人の知り合いかもしれない……)と、つい邪推が頭をぎってしまう。県外へ旅行に行っても、言葉は判る。聞きたくないことも聞こえてしまうし、理解出来る。しかし、ここは海外。もし、周りの人が私の批判をしていたとしても、私には全く判らない。人の目を気にしなくていいのだ。なんてストレスフリーな場所なんだ! 「ビバ海外!」

 
 

airplane6_blue_R
ストレスフリーの中のコミュニケーション

さて、何を食べようか……。好き嫌いが多い私にとって、初めての料理は恐怖物●●●である。英語で書かれたメニューを解読していた時だった。店員さんが私達のテーブルへ注文を伺いにきた、その瞬間。What is recomme?……聞き覚えのある言葉を、前に座っていた妹がサラッと発した。(今、確かにリコメって言った!?)
 

コミュニティ系RPGオンラインゲーム『MILU』に出会う前まで、全く知らなかった言葉、「推薦・推奨」を意味する「RECOMMEND」(リコメンド)。まさか、ここでいきなり聞くことになるとは。(そうか、「オススメ」という意味にもなるのか!)今まで『MILU』のプレイ中に何度も〝リコメありがとうございます〟〝ありこめです〟等と、よく見、よく発した言葉だったが、今めちゃくちゃ口に出して言ってみたい……! 例え、失敗したとしても、クスクス笑われても、私に向けられたのかは判らないのだから。「ビバ海外!」

 

レストランを去り、目的のアウトレットモールへ行く途中。ショッピング街で見かけたコスメ店にふらっと入ってみた。店舗内を別行動する3人。(よし……やっちゃえ!)完全に勢いで店員さんにオススメの『ティントリップ』を聞いてみる。リコメンドではなく、リコメ●●●と言ってみたい。その一心で。ふ……What is your recomme 『Tint lip』? (通じたかな? 本当だったら「RECOMMENDED」が正しいんだろうけど……)ドキドキしながら返答を待つと、少し考えた店員さんは、ニコッと笑ってThis one. ……今使ってるもの? 買い物には失敗したものの、片言でも話せる、通じる、コミュニケーションがとれる。あんなに(言葉が判らないことが結果オーライ)と思ったのに。しかし、とても嬉しかったのだ。きっと、完全に理解が出来ないからだろう。

 
 

airplane6_blue_R
行いは己のもの。批判は他人のもの。知ったことではない。(勝海舟)

帰国して、久しぶりに『MILU』へログイン。〝○○ちゃん! おかえり!〟と、多くのフレンドが言ってくれた。画面越しで、顔も名前も知らない人でも、待っていて貰えるのはとても嬉しいものだ。今回、改めて「コミュニケーション」がとれることの嬉しさを確認出来た。そもそもは、楽しむためにゲームを始めたのではないだろうか。そこで、ストレスを溜めるなんて本末転倒であり、馬鹿らしいではないか。
 

生きて行く上で「周り」が気になるのは、どうしても仕方のないことだ。モラル、常識、世間体。現実社会でも『MILU』の世界でも同じだろう。いろいろトライしてみることによって、周りの目が気になることもある。例えば「個人商店」を出すときの金額の設定や「掲示板」への書き込み等。そんなあなたへ、お笑いタレント・太田光氏の言葉を贈りたい。
―――「みんなが●●●●、ってのが大嫌い。みんなってどこにいるんだよ。連れてこいよ、そのみんなを。俺とお前の話で、なんでみんなが関係してくるんだよ、って。みんながどう言ってたかって関係ないでしょう? ねぇ、みんな?」―――

 
 
コミュニケーションも大事だが、周りの些細な一言に敏感になりすぎず、たまには耳に栓をして遊んでみるのもストレスが溜まらないプレイ方法なのかもしれない。
 
 

Writer:めしまま

このエントリーをはてなブックマークに追加

オトナが遊べる!

出会えるオンラインゲーム!

50万人とおしゃべりしよう!

オトナが遊べる!出会えるオンラインゲーム!50万人とおしゃべりしよう!

MILU(ミル)では個人の情報を大切に保護しています。個人情報の取り扱いに同意されたうえで、メールアドレスを送信してください。

今すぐ無料プレイ!