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こんなところにも色の力が
『MILU』とは、本格的な3Dアバターを使って、みんなで楽しむ「オトナが遊べるおしゃべりゲーム」だ。その『MILU』を運営しているグレイトフルデイズ株式会社のロゴを見てほしい。「オレンジ色」がベースになっていることが判るのではないかと思う。オレンジには「社交的」「親しみやすさ」などの意味があり、『MILU』によって皆さんに楽しく遊んでもらおう、他の人とのコミュニケーションを取ってポジティブになってもらおう、という企業の方向性を表している。今回は、そんな色の力について述べてみたい。
元気を出すにはビタミンカラー
冬のこの時期は寒くて元気がでない、ということもあるのではないか。そんな時にはオレンジや黄色、黄緑色などの「ビタミンカラー」はどうだろう。ビタミンカラーとは、柑橘類に見られるような明るいビビッドな色調の総称だ。柑橘類にビタミンCが豊富なことからビタミンカラーと呼ばれるようになった。柑橘類 → ビタミン補給 → 体にいいと連想されるので、ビタミンカラーは元気になれる、リフレッシュできると暗示が掛かるという考えだ。
このビタミンカラーを服装などに取り入れてみるのはどうか。男性ならネクタイ、女性ならメイクに取り入れてみるのもいいだろう。このビタミンカラーが、自分だけでなく相手にも元気やパワーを与えてくれて、相手との心理的な距離感を縮める役割も果たしてくれる。他人とのコミュニケーションが苦手、話す時に緊張するという方はそのような色を取り入れると良い。初対面の方と会う時や、大事な話し合いがある時にも有効だ。
夜、家にいる時ならミカンを食べる、オレンジジュースを飲むというのも良い。オレンジジュースも、紙パックや缶に入ったまま飲むのではなくガラスのコップに入れて、色を見てから飲んだほうがよい。家にそういったものが無いなという時は、黄昏時に夕日を見るというだけでもいいだろう。一日の終わりで疲れた心と体をリセットして、明日への活力を養うことができる。
癒されるパステルカラー
ここで、『MILU』のロゴを見てほしい。文字が淡い色でできているのが分かる。このような赤・青・黄などのような明確な色合いでなく、桜色や藤色のように白が混ざったような淡い色彩の色のことを「パステルカラー」と云う。パステルカラーには心身の疲労を取り除いたり、ストレスを解消したりしてくれる効果があるといわれている。『MILU』もゲームをすることで日頃の疲れやストレスを解消して欲しいという思いがあるので、それに合った色だ。
このパステルカラーを生活の中で取り入れてみると、癒される生活が送れるのではないだろうか。淡い色彩なので、生活の中にも取り入れやすいのではないかと思う。部屋の壁紙を白やグレーなどからパステルカラーに変えてみても、心が癒される効果が得られそうだ。最近はパステルカラーのお菓子もあるので、そういったものを見て食べるのもストレスの解消になりそうだ。また、シャツなどのファッションに取り入れてみても、自分も癒されるし、相手も和ませることができて、近寄りやすい雰囲気を与えられる。そのことによって、人間関係が少しでもスムーズになれば、それでストレスが更に軽減されたりもするだろう。
色の力をあなたの生活に
例えば、食べ物の色を見てこの食べ物は腐っているとか、カビが生えているとか判断することはないだろうか。このように、色は人間の生命活動と大きな関わりがある。その為、色は人間の心理に影響を及ぼすのだ。このような色の力を、生活の中に取り入れてみるのはどうか。ストレスの解消や、モチベーションのアップ、リラックスするための手助けになったりすると思う。
私は青系の色が好きなので、部屋に青い小物などを置いて、落ち着かない時や考え事をするときは見てリラックスするようにしている。少しの好きな色を、生活のアクセントに使うだけなら簡単に実践できると思うので、よければ参考にしてみてほしい。
Author:ミギタ ケイ