顔だけは笑うようにしている。

顔だけは笑うようにしている。

画像_顔だけは笑うようにしている

画像出典/Pixabay  https://pixabay.com/
 

個性は女優の成功にもっとも大切なことです。(メイ・ウエスト)

中学生の頃、一時期、「女優」になりたいと思っていた。自分の顔の出来具合はよく分かっていたから、勿論目指すは美人女優ではなく、個性派女優である。〝悠木千帆●●●●みたいな〟と言えば、周りの理解はすぐに得られた。それほど、『悠木千帆』は旬の女優だった。

 

私が悠木千帆を知る切っ掛けになったのは、大ヒットTVドラマ『寺内貫太郎一家』(TBS系列)である。当時30代前半だった彼女は、「老けメイク」を施して、見事に70歳の老婆を演じきって、一躍「有名女優」としての地位を築いた。

 

悠木千帆のことが好き過ぎて、遂に私はクラスごとの発表会で、パロディ調の寸劇『寺内貫太郎一家』のオリジナル脚本を書き、念願●●の「寺内きん」役を演じた。勿論彼女同様、指ぬき手袋をはめて「手が若い」ことを隠すのも忘れなかった。

 

彼女は、それだけ抜群の知名度があった芸名をあっさりと変えた。それは1977年のことである。テレビ朝日への新局名&会社名称変更を記念した特別番組内のオークションで、〝売るものがないから〟と自分の芸名を競売に掛けたというのがことの経緯だ。名誉に対する執着がないのだろうか? 今では彼女のことは「好き」を通り越して、「尊敬」の域に達している。

 
 

人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。(チャップリン)

その悠木千帆改め樹木希林さんが、昨年亡くなってしまった。いやが上にも、彼女の足跡を改めて振り返る機会が多くなった今日このごろ、出会ったのが今回コラムのタイトルに据えた言葉である。

 

この言葉の前後には、次のような言葉が続く。〝嫌な話になったとしても、顔だけは笑うようにしているのよ。井戸のポンプでも、動かしていれば、そのうち水が出てくるでしょう。同じように、面白くなくても、にっこり笑っていると、だんだん嬉しい感情が湧いてくる〟。 これは、2007年、乳がん手術を行った時の希林さんのコメントである。

 

私は、常々〈命にかかわること以外は大したことではない〉、と思うように努力している。でも希林さんは更に上手で、正に絶体絶命、命の危機という時に、このような笑いに就いてのコメントが出せるなんて。只々脱帽するしかない!

 

そして私は私なりに、(無理してでも笑う努力を続けていかねば)という思いを新たにしている。だって、大人になると、子どもの頃のように無邪気には笑えなくなるものだ。長く生きてきた間に溜まった「心の垢」のようなものが、大人の顔の表情筋の動きを鈍らせるのだ。だからこそ私達大人は無理をしてでも笑うべきなのだ。

 
 

笑いとは張り詰められていた予期が突如として無に変わることから起こる情緒である。(カント)

RPGオンラインゲーム『MILU』は、喜怒哀楽で言えば、だけが存在する癒やしの世界。会話はスムーズに流れ、自然と笑顔になっている自分に驚く、なんていう嬉しいサプライズも起きるかもしれない。感情の断捨離も『MILU』の中でなら出来る。怒りや哀しみは忘れて、全ての感情に「笑いの要素」を入れていこう。

 

『MILU』のゲームには、「スマイルランク」というシステムがある。スマイルランクは、他のユーザーさんとコミュニケーションを図ることで得られる、「スマイルポイント」の蓄積で上がっていく。『MILU』では、単にレベルを上げるだけでは『MILU』を存分に楽しむことは出来ない。一緒にスマイルポイントを上げていかないと、魔法が使えない、アイテムが使えない等の不具合が生じる。

 
 
現実の世界では、誰に何回挨拶をした、なんて数えることはないだろう。そこはゲームの気楽さで、思う存分挨拶して、スマイルポイントを貯めてほしい。顔だけでも笑っていると心が温かくなるように、こんにちはの声かけそれだけで、相手と繋がる切っ掛けになるに違いないから! 〝ちゃんと生きるっていうことは、何でもないことをやるしかない〟という希林さんの言葉にもあるように、挨拶を交わすという何でもないことの積み重ねが、貴方の『MILU』ライフをより充実したものに変えていくだろう。
 
 

Writer:ひねもす

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