画像出典/Pixabay https://pixabay.com/
小学校に上がる頃からずっと、 “文房具” が大好きだ。何年生のときだったか、僅か1ヶ月で、3回も筆箱を替えたことがある。なんと、10日に1度だ! 財源はどうやって調達したのかは忘れてしまったが、大好きな文房具を手にして大満足だったことはよく覚えている。
学生時代はずっと、ノートを執るのが大好きだった。決して勉強が好きだったわけではなく、純粋に美しいノートを創ることに命を賭けていた。
ちょっと自慢をさせて欲しい。私は「私の字」が好きだった。勿論、お手本の文字ほど形が整っていたわけではない。が、字を速く書く割には「字が綺麗」というのが1番の自慢だった。事情があって利き手の右手が使えなくなり、利き手交換をして20 年が経つ。正直言って、字を書くことがかなり億劫になってしまったが、今でも文房具を見るのは大好きだ。
最近は専ら「書きやすそうな」ノートやペンに目が行くようになったが、見た目重視の「書きにくそうな」ものにもやっぱり心惹かれてしまう。たまにテレビや雑誌で、新しい文房具や面白文房具の紹介を目にすれば、条件反射的に番組を録画してしまうし、スクラップしてしまう。いつか機会があれば、時間を気にせずに文房具店を用もなくウロウロしたい。ささやかだけど、中々達成しない私の願望の1つだ。
書くことが困難になった分、ノートへの “こだわり” は強くなった。パッとノートを開いた時に、書く面が真っ平らで書きやすいかどうか、罫線の幅は広いか、等など。いっそ、自分の思い通りのノートが作れたらなぁ…… と思っていたら、あったのだ!
九州・福岡に拠点を置く、文房具・雑貨ブランド『HIGHTIDE』は、「ステーショナリーキオスク」をメインコンセプトに据えている。その直営店では、自分でノートをカスタマイズ出来る「WORKSHOP SPACE」がある。
表紙は約40種類の中から選べる。色や柄は勿論のこと、素材も紙製だったり布製だったりと選び放題。中紙も約40種類。ビジネスシーンに欠かせない「ウィークリー(マンスリー)スケジュール」「アドレス」機能は勿論、旅行記にちょうどよい「ひととき綴」など、ライフスタイルに合わせて選ぶことが出来る。その他、リングやボタン留めも数種類の中から選べる。全てのパーツを選んだら、後はカウンターに居る店員さんに持っていくだけ。製本作業は約20分で終わり、「世界に1つだけ」の貴方仕様のノートが出来上がるのだ。価格はセレクトしたパーツによってまちまちだが、大体1000円~4000円といったところだろうか。
“こだわる” には、いい意味で使われる場合と悪い意味で使われる場合とがある。「素材にこだわった逸品」などは前者、「些細なミスにこだわる」は後者であろう。それであれば、コミュニティ系RPGオンラインゲーム『MILU』は前者、つまりいい意味でのこだわりがいっぱい詰まったゲームである。
『MILU』最大の特徴・こだわりは、「チャット機能」の「バリエーションの豊富さ」ではないだろうか? 他のプレイヤー達と、自在にコミュニケーションを交わせる『MILU』 のチャットは、全部で5種類。話す場所と話す人とを特定出来るので、意中の人と効果的に話が出来ること請け合いだ。普段は引っ込み思案で、自分を曝け出すことに抵抗がある人にこそ、チャットを活用して欲しい。きっとリアルの世界でよりも容易に、自分を発揮出来ると思う。
そして『MILU』を始めると同時に、貴方が思い描く「カッコいい」を、アバターを通して実際に具現化することが出来る。制約は何もない。ファッションは勿論のこと、メイクやヘアスタイル、ヘアカラーなどにもこだわることによって、多種多様な仕上がりを楽しめる。
『MILU』の忘れてはならないもう1つのこだわりは、メインプレイである魚釣りでの魚種の豊富さ。一口に魚と言っても、淡水魚、海水魚、深海魚、幻の魚、イベント限定の魚、と多岐にわたる。イベントに合わせて制作されるイベント魚を除いても、500種類は下らない。こういった創り手側の熱と、ユーザーの熱とが相まって、『MILU』はより魅力的なコミュニケーションツールへと進化して行くのだろう。
Writer:ひねもす