デジタルネイティブ世代の新常識と人間関係のカタチ、どう捉える?

デジタルネイティブ世代の新常識と人間関係のカタチ、どう捉える?

デジタルネイティブ世代

▶Illustrated by ray
 

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デジタルネイティブ世代と呼ばれる若い子達

団塊の世代、バブル世代、ゆとり世代……様々な世代の分け方や呼び名がある中、今の若い子達にはデジタルネイティブ世代と、時代を反映する名称で呼ばれている。デジタルネイティブ(※ネイティブ=原住民、天然の、の意。デジタルネイティブでは後者の意味を持つ)という名前が指し示す通り、インターネットやSNSが既に発達、浸透した現代に生まれ、抵抗なくデジタル機器やインターネット上のサービスを使いこなす世代である。

 

今や小学生でさえ自分専用のスマートフォンを所持していることが多い。10代の子達は日常生活の様々な場面でインターネットサービスを活用している。分からないことがあればサッと調べ、連絡を取りたい相手にメッセージを送り、スキマ時間には好きなゲームをプレイし、流行りの音楽を流し……何をするにも全てスマートフォン1台で事足りてしまう。

 
 

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インターネットの浸透によるデジタルネイティブ世代の発生
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インターネットという世界規模の通信網を作り上げた先達のお陰で、現代社会は誰でも気軽に「情報の海」に飛び込むことができるようになっている。ほんの30年程度の間に、電話機やタイプライター、財布等の身の回りのあらゆる物がデジタル機器に集約され、新聞や地図、書籍等も紙媒体から電子媒体へと変化してきた。今ではスマホ1台あれば殆どのアクティビティを賄えるようになっていると感じられる。
 

そんな時代に生まれた若い世代はインターネットを巧みに使いこなし、世界中の最新情報や流行りの物事、身近な出来事など知りたい情報を素早くキャッチしたり、逆に自分からネット上で発信したりするのが得意である。私の後輩がもしも誰かに、いきなり知らない国に1人連れて行かれても、スマホがあれば無事に帰れると思うと話していたことがあるが、ひょっとしたら本当にそれが可能な子もいるかもしれない……。

 
 

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常識もコミュニケーションの在り方も変化していく

今の10代や20代と、その上の世代との間では連絡の取り方1つ取っても感覚が大きく違う。上の世代ではメールでのやり取りは相手に対し礼を欠くものであり、失礼がなく正式なのは電話……というのが常識だったが、若い世代では効率的、且つ相手に時間を取らせず後から確認ができるメール(またはそれに替わるテキスト形式の連絡ツール)の方が失礼でないと考える人が多い。もちろん場面によって使い分けるのが今の主流ではあるが、世代間で連絡手段の「常識」が真逆になっているのは不思議なものである。

 

これだから今の若者はというセリフを、あなたは口にしたことがあるだろうか? この言葉には〝若い子達は非常識だ〟という否定的な感情が込められているだろう。しかし、様々な事象が時代の流れに影響を受けて、変化しながら今に至っており、常識という人間の大前提とも言える概念ですら転換期がある。(果たして本当に若い世代が非常識なのだろうか?)(自分が新常識に馴染めていないだけなのではないか?)そう考えると、若い世代との「ギャップ」に少し恐ろしさ●●●●すら感じる。

 

今の若い子達は薄情だ人との関わりが希薄だとよく耳にするが、私はそうは思わない。ただコミュニケーションの取り方が変わっただけで、他者との結びつきの強さは変わっていない。ニュースに取り上げられる事件等の中には『Twitter』で拡散されたことで「容疑者逮捕」のきっかけになった事例もある。声を上げられない幼い被害者の代わりに、SNS上の膨大なユーザーが拡散や通報を行い解決に結びつく……数十年前には見られなかった現象だろう。全く見ず知らずの他人であっても皆で一致協力、団結して助けようとするその姿に「薄情」の2文字は似合わない。

 
 

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MILUは世代の壁を取り払って人間関係を築ける場所

コミュニケーションの在り方は変化し続けているが、コミュニティ系RPGオンラインゲーム『MILU』は10周年を迎えた今も変わらずコミュニケーションをゲームの軸としており、人との会話や誰かと共に過ごす時間を求めてプレイヤーが集まっている。

 

『MILU』にはデジタルネイティブ世代に当てはまる年齢のプレイヤーも、『MILU』初期からプレイしている30~40代のプレイヤーもいるが、年齢の差や上下関係を感じない穏やかな雰囲気でチャットが飛び交っている。チャットの話題によって世代間ギャップが露わになることもあるが、皆その違いでいがみ合うのではなく面白がることができる人ばかりだ。お互いに〇〇は分かる? 私の子供の頃は……最近新しく出た△△っていうの便利だよ!と、教え合って盛り上がったり、有益な情報を得ることもできる。

 

『MILU』ではアバターで遊び、チャットで会話をするが、どこか実際に対面でおしゃべりしたり、ふざけ合って遊んでるような、そんな不思議で心が温まる感覚になる。それはやはり『MILU』の持つ柔らかな世界観と、そこに集うプレイヤーの優しさや人間味が為せるものなのだろう。誰とでも気軽に、心地良くこれが『MILU』の常識と言えるかもしれない。

 
 

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デジタルでもアナログでも人との繋がりの尊さに優劣はない

「世代」が違う、自分とは「感覚」が違う、「常識」にズレがある……『MILU』なら、そんな先入観も現実の肩書きも関係なく、皆平等にコミュニケーションが図れる。

 
 
対面での関わり合いであっても、インターネット上での関わり合いであっても、人と人との繋がりの尊さに優劣なんてない。『MILU』で自分の常識の殻を破ってみよう!
 
 

Writer : ray

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