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“スマートフォン” は今や手放せないものになってはいないだろうか。1980年代から1990年代にかけて通話しか出来なかった携帯電話に対して、1990年代後半から出てきた高機能携帯電話が、SMS機能やインターネットを閲覧出来るようになり便利になった。しかし、使用できる “アプリケーション” （以下アプリ）が少なく、もっとパソコンに近づいたものがスマートフォンになった。ただし「スマートフォン」という用語に対する明確な定義は無いとする説もある。
調べてみると実に懐かしい。日本初の電話は1926年に自動電話交換機が採用され、使用されていたものである。実物は見たことがないが、あの有名なジブリ映画『となりのトトロ』で使われている電話機ではないだろうか。電話機本体が壁に備え付けられ、送話器は本体に直付けされており、本体とコードで繋がれた受話器のみを手に持ち耳に当て、本体の送話器に向かって声を出すものだ。それから昭和を代表する黒電話へと変わり、1980年代後半にはもう親子電話・コードレス電話が出てくる。科学の発達とはなんと目まぐるしいものだろうか。
1985年に民営化されたばかりのNTTが初のポータブル電話機、『ショルダーホン』を発売。その2年後の1987年には、ショルダーホンを小型化した携帯電話がここで登場する。ここからの進化も目まぐるしく速い。その後、他社も参入して携帯端末の製造開発競争が激化、1996年には着信メロディ機能を搭載した機種が発売、1997年はショートメールサービスが開始される。1999年はカラー液晶端末が発売され、インターネット接続サービスも開始、更には世界初のカメラ内蔵携帯電話が発売となった。2006年になると1セグメント（ワンセグ）放送が開始され、携帯電話でTVの視聴が可能になった。そして2008年に日本で初めてアップル社のスマートフォン『iPhone』が発売された。追随して、翌年の2009年にはライバルのGoogleから、日本初の『Android』OS搭載モデルが発売される。
この間に、『ポケットベル』や『PHS』等も発売されたが、ポケットベルに関しては当時の唯一の個人向け移動体通信であり、申込みに契約が追いつかない程の人気があった。外出の多い営業職や管理職、経営者が初期の利用者となっていたが、最盛期の1990年代頃にはメインユーザーが徐々に女子高生へ移ると、数字の語呂合わせでメッセージを送る言葉遊びが流行した。
今ではほとんどの人がスマートフォンを持ち、老若男女問わず何かしらのゲームに一度はハマったことがある人が多いのではないだろうか。何故こんなにアプリのゲームには魅力があるのか。第一にお手軽さではないだろうか。家庭用ゲーム機だと家でしか出来ない。しかしゲームアプリだと一度スマートフォンにインストールしておくと、いつでもどこでも簡単にプレイすることが出来るのだ。ゲームだけではない。最近ではカメラのアプリ等も様々な用途に応じた機能が増えて、若者には大人気なのだ。You Tube等、動画を見るのも今ではアプリである。
ゲームアプリの魅力だが、遊び方は人其々。１人で遊びたいという人も居ればオンラインで協力してプレイして楽しみたい人も居る。子供でも簡単に出来るパズルゲームや大人でもハマるRPG等、様々にあるのだ。ログインするだけでもボーナスが貰えて、課金しなくてもずっと遊べる様になっているゲームもある。勿論、課金してもっと上のランクを目指す。そんな人も沢山居る。昔『ファミリーコンピューター』（ファミコン）で遊んでいたゲームが今、スマートフォンのアプリで再登場！ なんてことも少なくない。〝ルールが判らなくても勧められて遊んでみた。そしたらハマった！ 〟なんてことも聞く。ゲームを元にアニメ化や漫画化されることもある。逆もまた然り。其程までにゲームというものは楽しいのだ。
RPGオンラインゲーム『MILU』は主にパソコンでプレイするゲームなのだが、ゲームアプリとしても存在する。装備等はパソコン版とは違うが、キャラクター名はそのままでプレイすることが出来る。ゲームアプリ『MILU』は完全に魚釣りゲーム。この報酬がおいしいのだ。パソコン版のキャラクターと連動していて、魚を釣れば釣る程ポイントが貰え、そのポイントはパソコン版で使えるアイテムと交換が可能。そしてパソコンでの『MILU』と違うのは “完全無課金” なのだ。パソコン版『MILU』で現在行われているイベントの材料や魚釣り補助アイテムや金券、そして「調合」に使える材料を少しずつ無課金で手に入れることが出来る。これでパソコン版『MILU』でのイベントがもっと楽しくプレイ出来ることだろう。更には「MILU Talk」という機能もあり、パソコンの前に座っていなくても大切なフレンドと繋がっていられるのだ。
通勤中や仕事の休憩時間、旅行先などパソコンでプレイ出来ない間にスマートフォンでの『MILU』、そこでもまた新たな出会いもあるかもしれない。いつもパソコン版で遊んでいる仲間とも偶然スマートフォンの中でも会えるかもしれない。今日はどれだけ大物が釣れるのか。そんな楽しみを抱きながら、今日も私はスマートフォン『MILU』へと旅立つ。こちらを読んでくれている皆様にも会えますように……。
Writer：めしまま
