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私が「コラム」を書くようになって、1年余りが過ぎた。文才があったわけでは無い。ただ、文章を書くことが好きだということと、このコミュニティ系RPGオンラインゲーム『MILU』が純粋に “好き” だから選んだ道だ。いろんな人に(今以上に楽しんでもらいたい、こうやったらもっと楽しくなれるはず)そう思いながら書いてきた。『MILU』もサービス開始から、もう11年目になる。運用当初からすると、随分変化もあったことだろう。最高レベルが上がったり、「魚図鑑」が出来たり、新しい「クエスト」、新しい「マップ」の誕生。他諸々と。
私自身は、まだ『MILU』プレイ期間は長くは無い。他のオンラインゲームも少しは遊んでいた時期もある。しかし、こんなにハマったオンラインゲームは無い。それ程、私はこの『MILU』が大好きである。だからこそ、極めたくていろんなことにチャレンジしてきた。
3Dアバターで遊ぶ、コミュニティ&ゲーム『MILU』の中で、沢山の人と画面越しに出会えた。いろんな人と話が出来た。現実での体験談や日常の小さな話、笑える話、悲しい話、地方ならではのこと。いろんなことを聞くことが出来た。勿論、『MILU』攻略についても。『MILU』の先輩が居るから、判らないことでもすぐ理解が出来る。フレンドが居るから協力し合える。そんな素敵な空間だ。
良いバディに恵まれ、楽しいフレンドも出来、たまには厳しく面白く“夜までにレベル2つは上げてこい!„ と、ふざけながらも、高属性の装備を惜しげもなく貸してくれた人も居る。“どうしてそんなにレベル上げが重要なの?„ 不思議に思った私は、フレンドに聞いたことがある。さすが私のフレンドである。まさかの回答だった。“レベル考えないで、いろんな装備が出来るでしょう? そしたらもっと楽しめる„ そう、『MILU』には装備するものにもレベル制限があり、(この服を着て、このモーションで遊びたい!)と思っても、レベルが達していないと装備することが出来ないのだ。
別のフレンドはこう言った。“材料釣りにしたって、高レベルの餌の方が良いのが釣れるでしょう?„ 確かに……。材料釣り用の餌もレベル20毎に分かれている。レベル1から使える「ハニーグルテン」よりは、レベル20になると使える「ディープグルテン」。レベル40からは「キンググルテン」。レベル60からは「青銅の錨」。レベル80になると、下級材料が釣れなくなる『MILU』最高の材料餌「ダイヤモンドの錨」が使えるようになる。どんどん高級材料が釣れやすくなるのだ。
とは言っても、そう簡単にレベル上げも出来るわけでもない。運営チームから送られてくる竿はレベル20まで。そこからは自力で作るか、フレンドに貸してもらうしか無い。「個人商店」や「売買掲示板」で購入という手もあるが、初めたばかりの頃には手が出せない価格だ。そして、運営チームから送られてくる竿の耐久期間は30日。その期間内に自分の新しい竿を作り、「チューニング」や「ハイパー」までするとなると、ログイン時間が短い人程、難しいだろう。
そこでやはり大事なのが、フレンドだ。材料を提供してくれたり、自分で竿を作れるようになるまで、レベルに見合った竿を貸してくれたりする。自分で竿を作りたければ、効率の良い材料集めの方法や、金策手段を教えてくれたりだってする。いろいろと協力的なのだ。私自身は、不思議なことに〝あれをしてあげたから、こっちを手伝ってよ!〟と、恩着せがましく言うようなフレンドには出会ったことが無い。そんな優しいフレンド達を称して、『MILU』の「友達」だから “ミルトモ” と呼ばれている。
まだ、実践出来てないことが沢山ある。『MILU』はRPGであり、クエストも多くある。そして突然出てくる、見たことも無かった「コレクションブック」。他にも、過去のイベントを遡って見てみると、今では「個人商店」でも見ないような、自分好みのモノがあったりする。それを手に入れるための資金作り。では、どうやってクリアしていくのか。教えてくれるのは、やはり「ミルトモ」なのだ。図々しい程のクレクレは、現実社会と同じで、あまり人から好まれない。ただ、自分も努力し、その結果が見られると、何も言わなくても「プレゼントボックス」に贈ってくれたり、「取引」で助けてくれる。そんなフレンドが多い素敵なゲーム、それが『MILU』。
上述した通り、私は『MILU』歴も浅く、実践出来てないことが多い。このコラムを書いている今でも(初めて知った……)と、思うことも少なくは無い。いつの日か、このコミュニティ系RPGオンラインゲーム『MILU』を極め、「MILUマスター」とでも呼ばれるような、そしてGA(ゲームアテンダント)さんにも負けないような、知識のあるプレイヤーを目指して、プレイしていこうと思う。そして “沢山の魅力” を、伝えることが出来るように、全て「カウンターストップ」するまで、私は走り続けたい。
Writer:めしまま