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『MILU』での “レベル” と聞くと、まず真っ先に思い浮かぶのが、RPGではお馴染みであるキャラクター本人の “釣りレベル” であろう。装備できるものや竿、使う餌など何もかもが変わってくる。レベル制限がある装備品などもレベルを上げる毎に装備し、使用できるようになる。このキャラクターの釣りレベルが70を超えると “ユニークレベル” というものが発生する。通常の魚釣りとは違い、名前の通り「ユニーク」な魚が釣れたりする。また「ランダム魚」というものも釣れる。レベル1から100までの「一般魚」がランダムに釣れるのだ。面白いユニークレベルについてはまた後日にでも……。
『MILU』にはまだ他にもレベルがある。 “スマイルランク” 。これもレベルといっても良いだろう。キャラクター名の隣にあるメダルや王冠、いろいろなマークが付いている。それがスマイルランクなのだ。こちらも上げると良いことがあるのだ。キャラクターだけではなく、ペットにもレベルがある。そして最後に “コレクショングレード” 。初めて『MILU』をプレイする人は〝何だ、それ? 〟となることだろう。そこで今回は、コレクショングレードについて記してみたい。
〝意識していないといつの間にか上がっていた! 〟なんてこともあるのだが、まず『MILU』プレイ開始時は「1」から始まる。そこから1-2、1-3、1-4、1-5ときて「2」へ上がる。現在、グレードの最高ランクは「11」なのだが、数字だけ見ると〝最高の数字が低くない?〟と思う人もいるだろう。ところがこのコレクショングレード、上げるのがすごく大変なのだ。
イベントや本屋のNPC(ノンプレイヤーキャラクター)から購入したり、ストーリーを進めたりと様々な活動により「コレクションブック」を獲得し、指定されたアイテムを集めていく。全てのアイテムが入った本を完成させると、その本のポイントがコレクショングレードに反映するのだ。プレイを始めたビギナーの頃は、まず完成方法が全く判らない。そこでフレンドやバディに教えてもらい、協力してもらいながらも完成させていく。
このコレクショングレードを上げることによってどの様なメリットがあるのか。『MILU』の世界には『カプセルトイ』のようなものがある。「ガチャガチャ」や「ガチャポン」と聞けば思い浮かびやすいだろうか。『MILU』の中で使える餌やアイテム、金券等が出たりする。『MILU』の中では「ミルぽん」と呼ばれるのだが、グレードが「3」にならないと回せないものもある。そちらのほうが良いアイテム等が出たりするのだ。
他にもグレードを上げると、フレンドや運営側から送られてくるためのプレゼントボックスのページが追加されたり、初めて個人商店を開く際の販売枠は10枠しかないが「4」になると15枠になり、「6」になると20枠になる。更に「5」になると、今まで「採集」で使えなかった「コレクションシャベル」が使用可能になる。もちろん遊ぶために個人商店へ出してお金にする方法もある。このシャベルじゃなければ採集出来ないものがあるのだ。そして2018年8月にまた更新され、「9」以上じゃなければ使用出来ない餌やクエストが追加された。
コツコツとグレードを上げていくのだが、コレクションブックが完成しないとポイントは貰えない。イベントやストーリーを進めていって地道に集めるか、個人商店で買ったり「コミュニティページ」にある専用の掲示板で欲しいものを募集したりと、あれこれと手を尽くすのだ。最高の「11」に到達するまでは18500ポイント以上が必要になる。しかしコレクションブックの完成は、だいたい10ポイント前後。少し難しくても20ポイント前後のものが多いのだ。「11」まで上げるのがどんなに大変かお判りいただけるであろうか……。それでもグレードが上がると良いことが付いてくるので少しずつでもポイントを稼ぎ、グレードを上げていく。めっちゃ苦労するものの、完成した時の達成感は “半端ない” ものだ。
コレクションブックを完成させるために欠かせないのがフレンドである。フレンド0人でプレイしている人はほぼいないと思うのだが、フレンドがいないと出来ない、いや、出せない本がある。「ウェディングコレクション」だ。男性しか回せないミルぽん、女性しか回せないミルぽんがある。結婚式場(天空の島)の中にしかないミルぽんだ。そこで獲得した「アイテム」を本に入れて完成させるのだが、まずは「結婚式」に参加しないと式場には入れず、そのミルぽんも回すことが出来ない。結婚式はフレンドでなければ招待することが出来ないので、自分1人ではどうしても完成させることが出来ないのだ。
どの本を完成させるにしても、フレンドの協力があるほうが早く完成しやすい。〝これは持ってる? 〟など聞いてくれたり、自ら声を掛けたりして皆で協力していくのだ。オンラインゲームだからこその仲間同士の思いやりが『MILU』にはある。仲間との繋がりを大切にし、今まで以上に『MILU』を楽しんでもらいたい。
Writer:めしまま