魚釣りの知識がなくても、楽しめる釣りがここにある!

魚釣りの知識がなくても、楽しめる釣りがここにある!

魚釣りの知識がなくても、楽しめる釣りがここにある!

 

リアルの釣りは知識が必要

私の父は釣りが大好きである。幼少の頃から、よく家族で海へ釣りに行ったものだ。待っている時間は話しをして、魚が掛かったらウキウキな気分になる。昔から釣りをしているのに未だに素手では触れないのだ。ピチピチしている魚を触るのにも抵抗があるのだが、その前に恐怖心がある。

 

その理由とは、昔家族で釣りをしていた時、妹が釣り上げた魚を母が釣り針を抜いてあげようとして掴んだ時のことだ。母は「アラカブ(カサゴ)」だと思って触ったのだが実は見た目がそっくりな「オコゼ」で、毒針に刺されてしまった。痛みが酷く、父に見てもらったのですぐ「オコゼ」であることが発覚し、病院に駆け込んで無事だったのだが……。釣りをする以上は、ある程度知識がないと怖いのだ。

 

去年だろうか、当時お付き合いしていた方に誘われて釣りに行く機会があった。しかし 竿をもらったからやってみたい と言うだけの彼は30数年、釣りの経験はない。昔の記憶と釣具屋の店員さんの情報を頼りに、この時期なら……という場所を選び、とある島へと案内した。テトラポットに登り、初めて釣れた時は本当に喜んだものだ。しかし、彼も私も釣れた魚が何という魚かもちろん判っていない。何匹か釣ったところで家に帰って捌いて食べてみようとした。が、その前にこれは食べられる魚なのか、安全なのか。それすらも判らない。父に写メを送って確認してみると〝猫の餌にもならない魚〟と返信が来た。つまり食べられない魚だったのだ。なんてこった……。

 
 

人に魚を与えれば1日生かすことができるが、人に魚釣りを教えれば一生養うことができる(老子)

人間が誕生して200万年という年月が経つのだが、農耕が始まるおよそ2000年前までは狩猟・採集によって人間は生活してきた。つまり人間の生活歴史はほぼ狩猟・採集だった訳だ。その長年の遺伝子に組み込まれた狩猟本能が釣りという獲物を仕留める本能を刺激するのだろうか。

 

酒を呑む方であれば、でかい魚を釣った自慢話をしながら呑むのは最高だ。センチ単位で自己記録を比べ合うのである。同じ趣味の人間がこうやってコミュニケーションを取ることにより、欲求を満たすものと感じる。酒が呑めなくても、漁師か釣り人にしか味わえない醍醐味というのが「釣りたての魚を直に味わえる」ことだ。これが最高に美味なのである。過酷な釣りをした後に釣ったばかりの魚を捌いて食べるのは〝生きていて良かった〟と思える程らしい。

 

そんな釣りをする為に現状で満足ができないのが釣り人だ。常に自己最高記録を目指し、より大きな魚を狙って目当ての魚が集まる釣り場の勉強をする。《好きこそものの上手なれ》と云うことわざがある通り、好きでやっていることは一生懸命になり、それに関して勉強や工夫をし、自然と上達していくのだ。

 

魚釣りをする上では先述した通り、いろいろ学ぶことがある。例えるなら、相手が生活していく分の金を渡すことは簡単だ。だが、金は使えばすぐに無くなってしまう。物だって同じである。だが、ノウハウを教えてあげることができれば、相手は一生食べていくことができるのだ。役に立つノウハウを与えれば、相手は豊かになれる。そして「鏡の法則」により、あなたにも返って来て、あなた自身も豊かになるだろう。

 
 

『MILU』で釣りをやってみよう!

RPGオンラインゲーム『MILU』は主に釣りゲームである。『MILU』の面白さに気付いた方は、どんどんいろんなことを吸収していくであろう。竿と餌があれば簡単に釣ることができる。現実とは違い、釣り人としての知識が無くても危険なことはないのだ。本物と同じ名前の魚も釣れれば、『MILU』だけの架空の魚も釣れる。公式ページには「魚図鑑」というものもあり、今まで何を釣って来たかも判る。そしてその「魚図鑑」を埋めていくと、ボーナスとしてゲーム内で使えるお金やルビーが貰えたりするのだ。

 

釣りをしていくうちにキャラクターのレベルが少しずつ上がる。すると魚のレベルも上がってくる。その高レベルの魚を釣り上げるためには、現実と同じように知識が必要になる。キャラクターに合ったレベルの竿を作り、また「魚図鑑」を埋めていく。だが、初めて『MILU』をプレイする方にはどうしたら良いのかが判るはずもない。そのために『MILU』には新人さんを応援し教えてくれるパーティーもあれば「バディシステム」と称されるものもある。バディは自分の先生になり、『MILU』で役に立つノウハウを教えてくれるのだ。

 
 
そのノウハウをどんどん吸収し、いつか自分がバディになる時がくるであろう。バディにはならなくとも、レベルが低い「フレンドさん」に教えることもある。『MILU』では物をプレゼントすることも多いのだが、やはり知識を与え、自分で作って成功した時の喜びを教えてあげる方がオススメである。そうするとそのフレンドさんは『MILU』で何かを作るため、レベルを上げるため、学校に入るためなどの目標を立て頑張ることだろう。バディになることは相手に全てを与えることではない。自分で考えさせることも必要なのだ。そうして楽しい釣りが『MILU』でプレイできるのである。現実の魚釣りの知識は知らなくてもフレンドさんと話しながら釣るのは現実と同じ、それが楽しい釣りなのだ。
 
 

Writer:めしまま

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