いくつになっても楽しみなのが、美容室へ行ったり、洋服を買ったりすること。ウインドウショッピングだけでも、心弾むものではないだろうか。最近は欲しいブランドやメーカーの店が近くに無くても、インターネットで簡単に買える時代になってきた。かくいう私もスマホに好きなブランドのアプリをインストールし、こまめにチェックしている。メールマガジンが届けばチェック。「◯%セール!」なんて文字があれば、すっ飛んでいく。良質で飽きの来ない、更には流行に左右されないもの以外であれば、ワンシーズンでさよならする衣類もあるのではないか。
髪型だってそうである。流行りに乗って、せっかく伸ばした髪をバッサリ切ってみたり、カラーも入れたりパーマをかけてみたり。“このモデルみたいな髪型してみたい„ と、洋服のサイトを見ていたにも関わらず、その「人」に憧れて似たような髪型にしてみたことがある方もいるのではないだろうか。
お父さんやお母さんになっても、いつまでも若くきれいで、おしゃれな姿でいたいと思うのは自然なことであろう。“◯◯ちゃんのお母さんって若いね! おしゃれで可愛いよね!„ と言われて悪い気はしない子供も多いようだ。ずっとおしゃれをしたいのだ。
10代の頃は学生らしく、20代になれば社会人らしく。「年相応」とは誰が何を基準に考えたものなのか。TPO……Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)に応じた服装や行動をしなさいと言われるのは、まだ解る。何をもって「その年齢に相応しい」とするのだろうか。人それぞれ見方が違ってくるので、少し曖昧な言葉のような気もする。
『MILU』ではどうだろう。いろんな人がいろんな格好をしている。季節やイベントによって時期的なものもあるのだが、基本的には何でも作れるのだ。持っていれば真夏に雪だるまのコスチュームを着てみたり、真冬に“寒い!„ と見えるような水着を着てようと関係ないのだ。フレンドさんの結婚式でも必ずしも、タキシード・ドレス着用という訳ではない。自分の好きな格好で参列しても、誰からも咎められることはない。現実では夏に冬のような格好をしていると “暑っ苦しい、衣替えしなさい„ と言われそうなものだが、『MILU』の中では好きな時に好きな洋服を着て遊ぶことができるのだ。
髪型だってそうだ。学生のうちは校則というものが必ずある。『MILU』の中にも学校はある。「ミルスクール」と「スタースクール」。まるで高校や大学のような学校が存在する。課題の魔法を使う時だけは制服を着用しなければならないのだが、髪型に関しては自由。学生時代にできなかった憧れの髪型で学校へ行くことができるのだ。アフロヘアーでも金髪でも、または被りものをしていても怒る先生はいないのだ。“校則なんかくそくらえ!„ と思っていたあなた(私もだが)、この『MILU』の世界で思う存分、好きな格好をしてみようではないか。
「雪だるまのコスチューム」と先述したが、実は『MILU』の中では洋服とコスチュームは一緒に着ることができる。そしてボタン1つで切り替えができるのだ。気分によってコスチューム姿のキャラクターにしてみたり、洋服姿にしてみたり。自分のキャラクターの見た目を自由に変えることができるのである。
コスチュームや洋服、指輪やイヤリング、髪型。格好いい・可愛いだけではないのだ。もちろんその洋服などの見た目が好きで、買ったり作ったりする方もいるだろう。身に付けるものには、 “エモーション” というものが付いているものがたくさんある。これがまた面白いのだ。ポーズがとれたり、ダンスができたり。高くジャンプできたり、土に埋もれてみたり、寝転んでみたり。それが身に付けるものにいろいろな “エモーション” が付いているのだ。パソコンに向かって爆笑してしまい、家族から“え?いきなり何?„ という目で見られることも少なくはない。
チャットしながら、釣ったり掘ったりしてゲームを楽しむのもいいのだが、みんなで同じ格好をして同じ “エモーション” で遊ぶのもオススメだ。『MILU』には日記を書くこともできる公式のウェブページがある。そこにみんなと楽しく遊んだことをもっと伝えるために、スクリーンショット、または動画を撮り貼りつけて書いてみてはどうだろう。読んでいる方には、文章だけで書くよりも、更に楽しさが伝わるのではないだろうか。“今日はフレンドさんと◯◯して遊んだよ„ と書くだけよりも、画像や動画があった方が、より楽しさが伝わってくる。
身に付けるものは『MILU』の世界では、ただのおしゃれではないのだ。面白いゲームを更に面白くするものなのだ。それを目的にして、仲間で協力して探したり作ったりするのもまた一興。見た目が格好良く、可愛くなるだけではない、爆笑できるオンラインゲーム『MILU』。このような遊び方もご堪能あれ。
Writer:めしまま