ベトナム戦争は、1960年から1975年にかけてベトナムで起こった戦争です。
大国のアメリカが待つ最新兵器に勝つために、ベトナム人はジャングルを利用して戦いました。
ここクチの戦争記念公園では実際に戦場だったジャングルの中へ入り、
ベトナムの戦いを肌で感じる事ができます。
トンネルの前には戦争で使われた大量の兵器が展示されています。
その大きさに戦争の恐ろしさを感じます。
しかし上に座っている男性2人はどうやって上ったのでしょうか?笑
クチトンネルがある周辺はスーパー所か住居も少なくあまり発展していないため、戦争中の環境が守られています。
そして、とても蒸し暑くて蚊が多いです。
1Lのペットボトルを買わなきゃ熱中症になりそうな暑さですが、戦争中のこのジャングルで大国アメリカを追い込んだベトナム人の根性と忍耐を感じます。
さあ、ジャングルの中へいざ行かん!
ジャングルのところどころにベトナム兵のオブジェがあり、不気味です。
しかも地味にリアル。
このオブジェは死亡した兵士を運んでいるところを再現しています。
クチトンネルは、アメリカを苦しめたゲリラ戦の基地であり、全長200km、
沖縄県の約2倍
の長さなんです!!
昼間はこのトンネルの中に隠れ、夜は武器や畑を耕して食料の生産をしていました。
特に武器の生産は、明かりの少ない真夜中にアメリカ兵が落としていった物を手作業で解体していったため、爆発事故などが多かったそうです。
さあ、入口を開けてみましょう。
穴のサイズはたぶんA4ノートくらい、ベトナムに来て太ったため入れるか不安ですが、挑戦です~。
穴の中は砂埃で空気が悪く、外よりさらに蒸し暑い!
「こわ~い♡」
「俺が守るから大丈夫さ♡」
後ろでイチャつくカップルをおいて、お先に穴の中へ。
男性陣は穴に入るだけで一苦労。
とくに肩幅の広い男性は両手を上にあげなければ入れませんよ。
体の小さなベトナム人でもこの穴は狭く感じるのに、体の大きなアメリカ人が入ることなんて不可能ですね。
それなのに、戦時中のベトナム兵は武器を担いでこの穴を出入りしてたなんてすごいと思いませんか!
穴の中に入ると、ほんとに真っ暗!身動きが取れないほど狭く、手探りで前へ進みました。
こんな暗闇の中、遠くで銃撃の音が聞こえたりしたら、気が可笑しくなりそうです!
このトンネルは全長200kmという長さかつ、深いところまで入り組んでいます。
ガイドのベトナム人が言うには、何年か前にガイドの指示を無視して、観光客がトンネルの中に入り行方不明。2時間後に脱出できたそうです。
長い時間、前も後ろもわからない狭いトンネルの中で迷うとは、恐ろしい!
上の写真は、トンネルの中でも広いところで撮影しました。
他ノ道はとても狭くて、這うように進むため写真が撮れません!
トンネルの中には、病院や会議室のようなところもあります。
基地の中に女性兵士もいたことに驚きました。
これらは、ベトナム人たちの知恵からできた武器です。
トンネルの中から外の様子をうかがい罠にかけ、近代的な武器を持つアメリカ兵を苦しめ打ち負かしました。
どれも簡易な作りですが、罠にひかかったら一溜まりもありませんね!
忍者屋敷のような落とし穴。
下には鋭いハリが無数に生えています。
一度穴に落ちたら脱出不可能。仲間の兵士も助けることが難しいため、足止めされているところをベトナム兵が襲撃しました。
とがったハリは触れるだけで痛いです。
最後に、戦争中トンネルで生活するベトナム人の食事を体験しました。
これは
タピオカ
です。
タピオカってジュースに入ってる丸いグミみたいなものですが、原型はキャッサバという芋なんです!
味はほとんど感じません。触感はふかしたイモにちかいです。塩に漬けていただきます。
「不味い...」
トンネルの最後は、戦時中の写真がずらり!
泣く子供、負傷しているアメリカ兵、戦うベトナム兵。とても見るのがつらいです。
ジャングルから出ると、
安価で射撃ができる場所もあります。(1回200円弱)
沢山の銃が用意されているので、
ミリタリー好きはぜひ挑戦してみてください。
帰りのバスでは、体も心もぐったり...。
戦争なんて絶対に体験したくありません!
オンライゲーム『MILU』の由来は英語で「May I like You(あなたの事を好きになっても良いですか?)」の頭文字をとったもの。
愛と平和をテーマにしているMILUだからこそ、ゲーム内に“戦い”という行為は存在せず、まったりとプレイできます。
そんな雰囲気が好きな人たちが集まるゲームだから、みんな優しく、ゲーム内はとても平和です。
社会のストレス、戦争、暴力に疲れたあなた!MILUで楽しい時間を過ごしましょう。
平和に感謝!!!
ありがとうございました。