シンチャオ!(ベトナム語でこんにちは) きあいです。
ベトナムの生活にも慣れてきて、行きたいと考えていた場所にも行けているのがうれしいです。
さて、今回は、そんな行きたかった場所のひとつ、
ホーチミンのサイゴン動植物園
に、土曜日を使って行ってきました。
△この写真は平日に撮ったものですが、かなり人がたくさん集まっています。
こちらの施設、実はかなり歴史が古く、なんと設立から150年も経っています。
観光客ももちろんですが、昔から、土日になると市民がたくさん訪れるスポットのようです。
△入場ゲート前。朝の10時ごろにはすでに多くの人たちがいます。
私は動物が大好きなのですが、このところは動物園に行っていなかったので、とてもわくわくしつつ、チケットを購入しました。
大人は50,000ドンなので、日本円にすると、200円くらいになるでしょうか。
確かに、市民が週末に遊びに来る場所としては、訪れやすい場所のように感じます。
△カンムリセイランという鳥。日本の動物園には少ないらしく、私は初めて見ました。
ベトナムでしか見られない動物が見たい! と思いながら向かったサイゴン動物園でしたが、日本の動物園でも見られる動物が多かったです。
しかし、動物の展示の方法は私の知っている日本の動物園とは少し違っていました。
同じ動物を二匹ずつケージや檻に入れて、同じ動物を複数のケージや檻で展示しているような方法でした。
そのため、動物の数がとても多いです。
△シカや、シカの類の動物のいるスペースは、本当に大量に集まっていました。
同じ動物がいくつかの場所で展示していることが多いので、ひとつの動物を見るのに、混雑していて並ばなければならない、ということもなく、スムーズに見たい動物を見られました。
日本で見られない、という動物はほとんどいませんでしたが、先ほどのカンムリセイランや、ホワイトタイガーなど、見られるところが少ない動物は、そこそこいたように思います。
たくさんの動物がいて、とても楽しむことのできたサイゴン動物園でしたがそのほかの動物については、是非みなさんがホーチミンに遊びに来たときに満喫してくださいね。
……さて、タイトルにもある、少しだけ日本を味わったとはどういうことかですが、なんとこの動物園、
自動販売機があるんです!!
海外には自動販売機のある国が決して多くないイメージがあったので、とても驚きました。
ちなみに、ベトナムの街中にはありません。(見たことが無いです)
この自動販売機もやはり珍しいのか、子どもがたくさん集まって、ボタンをぽちぽちと押していました。
下のほうに、どうやらおつりが出てきそうなところがありますが、もしおつりが出てこなかったらどうしよう、と考えてぴったりの額しか入れなかったので、本当におつりが出てくるのかどうかはわかりません。
見ていただけばわかるかも知れませんが、この自動販売機、日本で多く見るタイプとは形が違います。
そのため、私がこれはどう使うのだろうと少し悩んでいると、近くに座っていた男性が、「このボタンを押して、ここにお金を入れて、そうするとここから飲み物が出てくるんだよ」と、ジェスチャーも交えて丁寧に教えてくれました。
自動販売機が使えなかったときだけではなく、ベトナムの方々は、なにかあったときに助けてくださる方が多いように感じます。
そういったことは、やはり心がほっこりとしますし、嬉しいですね。
ホーチミンに来てから色々な場所に行ってみて、そこでたくさんの人たちとの出会いがありました。文化とは人が作るもので、
人との出会いがあるからこそ、文化にも触れられる、また文化に出会えたからこそ、人とも触れ合えるのかな
と感じました。
日本を少し思い出しましたが、寂しくなることはない、楽しい週末でした。
動物園はとても広く、回り切れなかった気もするので、今回の滞在中に行けるかどうかはわかりませんが、また行ってみたいと感じました。
(きあい)