さよならが言える別れなんて、ほんとうに悲しい別れじゃないんだ。(浅田次郎) 可愛い女の子だった。当時小学5年生だった私よりはるかに小さかったから、小1~小2年生といったところだろうか。今となっては、その子の名前すら思い出せない。ただ、遠慮がちだけど、しっかりとした眼差しは、わずかながら私の脳裏に焼き付いている。
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はじめて「心」が結ばれる瞬間。
画像出典/幻想的なPC・デスクトップ・壁紙画像まとめ https://matome.naver.jp/odai/2140920013897169701 誰にでも1つはある、秘密の話 〝絶対誰にも言わないでね〟話し相手に対し、そんなセリフを発したことは、誰でも一度くらいあるだろう。特に子供の頃や、おしゃべり好きな女性同士は多いのではないだろうか。〝言わないでね〟と言われる程、何故か言いたくなるのは何故か。私は大人になってから “秘密” の話は、聞いても出来るだけ忘れるようにしている。
積読だらけでも、本との出会いを諦めない。
画像出典/Pixabay https://pixabay.com/ 読書して考えないのは、食事をして消化しないのと同じである。(エドマンド・バーク) 趣味は読書。と、堂々と言えたのは小学生の頃迄。毎週末、父は本を買ってきてくれた。自分の本好きを、そのまま娘にも引き継いで欲しかったのか、父は私に有無を言わせなかった。世界中の偉人の伝記や、日本の純文学小説集など。父は勤め先の近くの本屋から本を次々と買ってきた。私は、1週間に1冊のペースで読破した。父と私は、まるでラリーの応酬のように、本を買う、本を読む、を繰り返した。